日蓮の思想には多くの誤解がつきまとっていた。その最たるものに「折伏」が排他的だという評価がある。日蓮は確かに浄土宗の法然や真言宗の空海の説を激しく批判した。だが内実は彼らが念仏や真言系以外の仏典を排斥することへの反対に他ならなかった。つまり折伏とは宗派的な排他性への批判だった。→
— 山本かっぱさん (@shirayuri_kun) 2013年4月4日
→日蓮も「法華経」以外の教えを排斥したではないか。そういう意見も、むろんある。ただ、彼自身は「法華経」が一切の平等を完全に解明した仏典であると信じていた。だからこそ、「法華経」を尊重する以外に一切の思想・宗教を平等に尊重する道はない、と考えたわけである。「日蓮のことば」松岡幹夫
— 山本かっぱさん (@shirayuri_kun) 2013年4月4日
皮肉な話だ。
宗祖の後継を自負する団体が、宗祖の願った知恵と平等を誹り、他宗の排他を叫ぶ。
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