「有限にして特殊なる人間結合組織を絶対視する傾向のひとつのあらわれとして、日本においてはまた宗派的・派閥的傾向が著しい。これが現代日本においてもなお顕著であることは、今日一般に指摘されている」→
— tamaさん (@wps_happytama) 2013年6月9日
→「日本の仏教においては、普遍的な教理よりも、限定された具体的な人間結合組織としての個別的教団そのもののほうが重視された傾向がある」 日本人の思惟方法(中村元)
— tamaさん (@wps_happytama) 2013年6月9日
「信仰よりも人間関係を重視する傾向に促されて、日本の仏教においては多数の宗派が分立し、各宗派は排他的・閉鎖的傾向があった。これは日本人一般のあいだに根強い派閥的傾向にも関連のあるものであろう。」→
— tamaさん (@wps_happytama) 2013年6月9日
→「たとえば、禅宗において多数の分派が存するのは、信仰あるいは教義の相違にもとづくものではなくて、師資相承というような単なる人間関係にもとづくものである。そこでは師弟関係が非常にやかましい。法脈相承をやかましくいいたてるのは、日本の仏教のひとつの特徴である」→
— tamaさん (@wps_happytama) 2013年6月9日
→「今日のように思想伝達の機関が発達して各個人が多数の人から教えを受け思想的影響を被っている時代に、なお弟子に対してただ一人の師匠としての権威を保持することは、派閥的関係を助長する傾向におもむかざるをえない」→
— tamaさん (@wps_happytama) 2013年6月9日
→「法に依るべし。人に依るべからず。という仏教本来の立場とはちょうど正反対になってしまった。」 日本人の思惟方法(中村元)
— tamaさん (@wps_happytama) 2013年6月9日
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